絶滅種が増えている

今朝のニュースで、北極グマとカバが危ないらしい。
北極グマは地球温暖化で住むところが失われ、カバは政治不安定な国での乱獲。
(カバは食料として、また、金儲け用の牙になっている)
そして、絶滅危惧種はさらに530種増えている。
http://www.asahi.com/international/update/0502/010.html


人間の際限なき欲求が、恐らく、自然界の掟を破っている。
自然界の絶滅は必然だろうが、こんな急速な現象は人間の過度な開発によるものだろう。
(そのツケは、回り回って人間に戻ってくるはず)


自分たちも開発の恩恵に浴しているとすれば、大きなことは言えないのかもしれない。
しかしだからといって、動物たちが不自然に絶滅していく事を傍観できない。
文明の進歩発展とのバランスを考え、個人レベルでできそうな事を実行すること。

ふだんの、エネルギー節約として温暖化への対応を。
そして、お金オンリーの考え方を再考し、総体的な物質の節約に。


地球規模で浪費文化を反省することが必要に思う。
(浪費どころか、消費さえもしてない国が多数なのだ)


今一度、不必要にものを食べ、使っていないか振り返りたい。

ホリエモンの仮釈放

さっきニュースステーション見たら出ていた。
痩せて、少し精悍な顔つきになったかな。
まずは、謙虚に見せて。


3ヶ月の拘束で、何か変わったのだろうか?
変わるはずもないか、3ヶ月足らずで、性根は。
しかし分からない、変わる時は一晩ででも…


変わったとすれば、儲け方の戦略か。


もし無罪なら、前以上の人気者になるだろう。
ほとんどあり得ないだろうが、一応、勝利に全力を傾けるだろう。
もし勝ったら、より多くの名声と資産を得る事になるだろうからね。


有罪なら、それでも同情票があるから、知らぬ存ぜぬを貫ければ、
裁判で勝てなくても、勝機はあるに違いない。
「獄中記」「裏切り」「生き急ぎ」などなど、書けるテーマはいくらでもあるだろう。
会社を興さなくても、今だって、政治家に立候補できる身分。
鈴木宗男の前例だってあるし、いくらでも可能。


どんな戦略を練ったのか、パフォーマンス効果を知り抜いたホリエモン
あの表情なら、いくつかのアイディアがありそうだ。


いずれにしても二の舞を演じないよう、3ヶ月の別荘暮らしが良い経験だった、
と思えるようになればイイね〜

城島選手がんばってます

イチローと共に米大リーグマリナーズでプレーしている城島選手、順調ですね。
さっき衛星中継でやってましたが、日本にいた時同様、溌剌と動いていました。


活躍している野球選手の中で、キャッチャーというポジション輸出は初めて。


きっと他のポジション以上に、他の選手とのコミュニケーションが必要でしょう。
(コミュニケーションとは、言葉だけではありませんが)
投手との間はもちろん、一人逆向きで、チーム全体を受け止めるような技量が求められそうです。


当然その自信をもっての挑戦でしょうが、大変なことも多くあることでしょう。
練習したという言葉だけでなく、文化や習慣の違いによる偏見と誤解、行き違いなどなど数多くあることでしょう。


それをベースボールという共通用語で繋げ、かつ日本独自の野球も見せたいという彼の力強い発想と行動には驚きます。
それは城島選手だけでなく、他のスポーツなどにも見られるようですが。


そしてそれは日本においても、相撲の世界などで同様に外国人力士達によって実行されています。
それも、横綱として君臨さえも許しております。
(情けない、などと言ってはいられませんね、もう、世界レベルなんです)


とにかくもう、国技などと言ってはいられない、実力ある者がその世界を制する時代になっているワケです。
実力と自信のある者は、国境にとらわれず広い世界での活躍が可能なんですね。
もちろん活躍の影には多くの失敗や辛酸が無数にあることでしょうが、それも裏面で。
この後スポーツだけでなく、あらゆる分野からの世界流出を願ってやみません。


じゃあ自分は?
そうですね、、私はシコシコと狭い世界でチョボチョボやりながら、発信できればしたいと思っておりますが。
(英語とかの、技能はありません…やっぱりムリなんでしょうかね?)

良心的兵役義務拒否の番組

米国の3人の軍人が、イラクへの派遣を拒否して軍法会議
4/1のNHKのBS(夜10:00)で紹介されたが、見た人はどの位いただろうか。
一人は服役中、一人は除隊、一人は軍法会議中(女性)。


「良心的兵役義務の拒否」なんだそうで、軍人でありながら、イラクでの任務に対して
疑問を感じ、兵役を拒否した。
兵役契約があるから、軍法会議で上のような結果になった。


軍法会議は、全てが軍関係の人間により構成されており、被告は全くの不利。
有利な裁判は、なかなか難しいと、この事件の拒否に賛同する人が話していた。


拒否が始まって何年になるかわからないが、数十万人はいる兵役軍人の中で3人だから、
いかに難しい立場のことかは推測できる。
かなり苦しい立場だし、家族などへの影響も無いとは言えないだろう。
特に戦時状況を肯定する時期においては、無言・有言の圧力があったようだ。
反テロ、反イラク(これは鈍ってきてはいるが)への力による対抗は正当化されている。
腰抜けと、非難されるのは必然なのである。


番組ではこの経緯や実情を報道したが、沢山の人が見た訳ではないだろう。


これをもっと多くの人が見られるよう、再放送をBSではない総合でやってほしいな。
できれば最初も、総合で放送してほしかった、もっと早い時間に。


なぜなら、戦争というのは、いかなる場合でもやってはいけないものだから。
彼ら3人は、それを苦しい立場の中で訴えていたから。
その趣旨に沿いつつ、我が国の憲法改定について考えてほしいから。

変わってるが、正直な画家

フランシス・ベーコン(1909−92)、イギリスの画家。


ドキュメント番組のような、ビデオを観た。
正直そうなオヤジで、人の口の強調や男性の筋肉運動、友人の顔を、抽象的に描く。
荒々しいタッチで、動きがある、強調が激しい、その中に冷静な部分がある。
たとえば、人の眼が、ネジレた顔の中に静かに、こちらを覗いている。


あまり器用ではないが、そのバランス感、ワケの判らない描き方なのに、鑑賞できる。
この手の絵には、なじめない所があるが、アンバランス風だが妙にバランスを感じる。
(なんとなく、ピカソを感じた、画風は違うと思うが)


「描くには、動きと秩序が必要」、「絵が売れたのは運がよかった」、汚いアトリエ、
飾らない喋りや風貌、ギャンブル好き、人の集まりで喋りながら人を観察する、
学校で美術教育を受けていない、若い時は部屋の装飾職人、ピカソ作品に出会う、
キライな作品には皮肉を言う。


哲学者と間違うような名前の画家、久しぶりに、芸術家を見たような気がした。
飾らず生きており、自分の表現の世界を掴まえようとしていた。

不思議な新聞記事

ネットで新聞記事を見ていると、不思議に感じることがある。


同じ新聞社の記事が、早くにリンク不可能になる。


その記事よりも前の記事が、まだ読めるにもかかわらずにだ。


その例。
「カラーコンタクト品質ご用心 おしゃれ用、視力低下例」(朝日) …2月4日
                               →まだ読める(2/15時点)
http://www.asahi.com/life/update/0204/004.html
紀子さまご懐妊「政界・皇室が混乱」世界の主要紙報道」(朝日) …2月9日
                               →読めない(2/15時点)


まあ、簡単な理由で(ネットシステムとか)、読めないだけなのかもしれないですが。


でも、記事内容が少し違うような気もして。
それで、早くに削除(リンク不能)される場合があるんじゃないか?と思って。


2/4は、健康留意の普通の記事。
2/9は、皇室記事で、何かと微妙な世界、それも今回の内容は、伝統推進派にとって
少々煙たい記事かな?

ここで見れます。


(新聞社は、配慮してるのかな?それとも、もろ圧力?)
(一応、記事は出しておいて、すぐ引っ込める、、、どちらにもいいね、それって)

ウォーホルのビデオ

2回に分けて、A・ウォーホルのビデオを見ました。


アメリポップアートと言われる芸術の、先駆的人物。
(銀髪(カツラ)、黒メガネ、日本人的顔立ち、58歳没)


M.モンローや、缶詰、コークボトルなどの同じ図版を繰り返す作品で知られています。
カラフルで、記号化された作品は判りやすく、ワザとウスッペラさを気取っているような。
大衆による巨大消費的なアメリカ文化を、広告的に、そっくり、写し取った感じです。


作品の製作過程が撮られていて、ファクトリー(工場)と名付けられた場所で、プリントごっこでもしているかのような軽めな作業が興味深い。


40歳の時、女性に拳銃で撃たれ、重傷を負っています。
動機は判りませんが、その女性、ウォーホルが制作した映画に出ていたそうで、「全男性抹殺団」という怖い集団のメンバーだったそう。
ファクトリーには、取り巻き連中がいつも集まり、ロックのミック・ジャガーなども来ていたそうです。


地位も確立した頃には、金と権力志向が見え始め、レーガン大統領や世界のスター達とのつき合いもありました。
(自画像を数百万円で請け負う、それも簡単な手法で作製できた)


あのぶっきらぼうな、喋りやキャラクターも、多少、演出の部分もあったかもしれません。
日本のCMにも出演、「アカ、アオ、グンジョウイロ、、、キレイ」などと喋り、持ち前の判らなさで、大きなインパクトを与えたようです。


結構、計算された、そして、上昇志向の強い持ち主だったような気がします。
余計な喋りはしない、人を食ったような態度や応対は、ポップな斬新さとして一つの勢いを作りだした感じがしました。


若すぎる58歳の死は、その寡黙なパフォーマンスと、広告宣伝マン的イメージ力の融合が失われたときでもあったような気がします。