イチロー、ドラマ初出演

大リーグ、イチローがテレビドラマに初出演。
お正月シリーズなのかな、古畑ニンザブロー刑事物、田村正和主演に共演。
まあ、ケッコー上手だったと思うね。


悪人役(殺人犯)だったが、うまく演じていた。
彼本来の、地のままでやったという感じかなあ。
顔も悪党顔だし、性格が暗めだからピッタリの感じだね。
役柄も名前もそのままで、野球人としてだった。


ドラマ進行中に、田村にイチローへのイメージ配慮のセリフがあったけど。
(ちょっとパロディーふうで、ドラマの中で珍しいよね)


でも、あそこまで追い込むというか、悪役に徹して、シリアスになりきる理由は?


確かにフツーの、どうでもいいチョイ役よりは、かなりマシだけど。
どうせやるならということで自らの立場を利用して、徹しきれるような役柄を自ら演出した?かのような雰囲気がある。


あのおとぼけ調で、相変わらず若い田村が喰われるくらいの演技と迫力であった。


で、その理由だけど。


マリナーズソフトバンクの城島が来るのを意識して、ということがあるかもね。
昨年200本安打はしたが、打率は下降気味、ここで一発奮起して将来も考えて話題提供。
くらいのことを考えるかも、と思うのは下衆の勘ぐりか。


城島はきっと個性を発揮して引っ張るタイプだから、静かで古武士タイプのイチローマリナーズで浮いちゃうカノーセーもあるわけで。
(昨年の最下位はイチローのマイペースにも要因が、という指摘がある)
(今の大リーグは、日本のようなチームプレーを大事にしてきてるんだよね)
イチローはきっと、それを嫌って大リーグを目指したはずだけど)


まあ、こうやっていろんな立場を試して、実力を伸ばす機会にしているとも言えるけれど。
野球のセンスに、役者としてのキャラが邪魔になるとは思えないし。


時間をそれに取られるヘマを、イチローがするわけないしね。


さあ、春からの大リーグが面白くなってきたなあ、、、人ごとで楽しんで悪いけど。