新内閣「毅然と」発足

新内閣が発足した。
忠犬ハチ公ばかりの。どしたの、、フクダさ〜ん!)

それとなく予想してましたが、実際見るとやはり現実ということがわかりますね。
右傾化顕著、アンバランスなくらいに、怖いくらいに。


(自称タカの)新外相が奇しくも言ったそう「こんなにタカ派が多くて大丈夫か?」
(口を引きつらせてかどうかはわかりませんが。どうしても外相には見えない、、)
ライオンヘアーは言った「毅然(きぜん)とした対応を取った方がアジア外交はうまくいく」。


毅然とは、どういう意味だろう?


憲法のことか?(もちろん)
イラク派遣のことか?(もちろん)
普天間基地問題のことか?(もちろん)
靖国参拝のことか?(もちろん)

反対議員排除のことか?(もちろん)
そして、郵政法案成立のための国政選挙のことか(もちろん)


なんとたくさんのショーコが、以前から出揃っていたことか。
それを知らずに、いや、知っていても見ザル聞カザルでした。


そうそう、その結果が「毅然と」今の内閣に結晶し、これからの外交や政策に反映されていくのですね。
そうやって近隣諸国に言いたいことを主張、要求、うまくいかなかったら米国背景の軍事力をチラチラ。
という毅然とした態度であり、毅然とした政治につながっていくわけです。


そのためには、自衛「軍」の更なる拡大が必要であり、防衛費のみならず軍人の増員は必須ですね。
多額な税金がドンドンつぎ込まれ(個人に関わる社会保障費はトーゼン大幅削減、なんせ、
目に見えないテロ撲滅のため、公の幸福のためです。決して文句は言えません)
そして、軍人が募集されますが一般戦闘員、つまりドンパチ任務の歩兵が沢山おりますか?
いない?じゃあ、ドースル?


「徴兵制度」しかありませんねえ。
またもや公の幸福のために、一定の年齢が来たらお手紙がやってくるのです。
そして、それを励ますために地域での「万歳歓呼」が待ってます。


でも、すぐにそうなりませんから、まず反対勢力を一掃するための法律が必要。
それが「共謀罪」です。
今回の国会提出は諦めましたが、成立するまでは何年かかっても構いません。
決して廃案になることはないのです。


さあ、これが「毅然として」であり、まるでローマ帝政のような一宗教を支えにした、
一党独裁政権の姿に映るのは大袈裟でしょうか。
もう、すでに制度は完成し現実化し、スタートしております。
あとは従属構成員達が、どうやったらその中で生きられるか、少しでも良い境遇になれるか、
汲々とした駆け引きだけが永遠と続くのでしょう。
(第三の被爆が終わるまで? が、果たして生き残られる?)


そんな中で、個人が豊かに生きるなどはもう死語ですね。
(お陰様で?歴史で学習した戦争前のキナ臭くなる状況、個人が見えなくなる世相と不安、
うっすら判りました。これからもっと実感していくでしょう…)


長生きなんて考えたくなくなるけど、でも長生きするしかないんですね…
少しでも強者になろうと押しのけて汲々とするより、できるだけ長くマイペースで。
最後の最後まで粘り続ける、それだけは意志で可能だし。
それだけで、十分に意志は示せますが。
(アホみたいだけどね。。。)