マラリアと貧困と節約

今日、テレビでやってたんだけれど、
マラリアで、まだ人が大勢亡くなっているんだね。
発展途上国では蚊帳が買えなくて、蚊に刺されマラリアになるんです。
自分たちが住んでいる村には、蚊帳を売る店があって、
しかし村の住人の誰も買う事ができない、あまりの貧困で。
日本円で200円くらいだけど、食べる事で精一杯なわけ。


で、村長は一昼夜歩き行政担当官に何度も陳情しに行くが、不在で会えない。
(何となくおかしい、、、いつも不在で)
そして予算がないということで、いつも要求は通らないんだよ。
僅かな予算で人の命が助かるというのにさ。
そうしているうちに、週に数人が死んでいくんだね。
彼らの主食はトウモロコシで、それを売って金を得るだけの量は作れない。


そういう日常を送る人々は、世界中にかなり多いと思うよ。
見ていて、日本をはじめ先進国と言われている国々の生活が
いかに裕福か、その差が莫大なのをいつもながら辛く感じる。


彼らの地域の病院は50万人対象の施設、でも水道施設がありません。
病院に来るときは、個人で水を用意しなければなりません。
(これ、病院だよ)
こういう悲惨な日常を見るとき、自分の立場を淋しく感じてしまう。
もちろん、自分がマラリアを放置されるような状況になりたくはない。
(う〜んやっぱり単なる同情、身勝手な憐れみなのかなあ…)
しかし先進国世界は貧困を、片寄った経済社会を見過ごしている。
まるで、貧困など今時流行らない、知らない世界だともいうかのように。
そして戦争をするだけの、最終兵器を大量に作るだけの膨大な予算はある。
(自分の住む社会だって、ますます弱肉強食型だ→アマゾネスヤクザ国家)


自分ももちろんだけど、毎日の生活で何を思い実行できるか、
そこから真剣に考えはじめないと、もうかなりダメかもね〜。
(それしかできない、それもできない、のかもしれないけど)
あまりにも浪費に対して、無神経な毎日だから。
あまりにもモノがあることに、慣れてしまっているからさ…
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