小説風 「破滅ヤロー(じゃない?)」


やっぱりヤツは、中途半端に生きておりました。
どちらかというと、好きな風には生きてはいなかったのです。
毎日、はした金と相談しながら、残った金を勘定しながら
ビクビクしているような所がありました。


いっつもどこかで、何かと妥協をしている可能性がありました。
それがふだん、ヤツの書く文章に出ておりました。
中途半端で、何をしたいのか言おうとしているのか
さっぱりワカラナイという感じなのです。
つまり、何を書いても思い切りのある文章にならないのです。
どこかで気持ちをセーブしているような、とでも言おうか。


何か事件が起き、ちょっと気分が高揚しているときはよろしいが、
毎日が、ほとんど死んだようなものでした。
いっつも、昨日のゴハンを食べているような味気なさがありました。
みんな中途半端なのです、まあまあだなどと言いいながら焦点が
定まっておりません。
人生なんてこんなものと、自分を否定しつつ生きているような、
この位で丁度いいと、世の中を見くびっているような人間でした。


ヤツは平気で価値としての金を追求しました、それも知らぬ顔で。
実はヤツにとって、金こそがサイコーの人生なのでした。
確かに金は悪くはない、豊かな感覚をもたらすことはあるものです。
でも、それがいつのまにかヤツのベストの価値になっているのでした。
どんな綺麗事を言っても、最後の思考は確実にそこへと向かっていった。
そんな自分がクサイ、ダサイ、ナサケナイと思いつつ、
身も心もドップリと金に浸かっておりました。


(アー疲れた、ちょっと文体代わりまして)
そんなヤツが書く文章など、タカがしれているから、(金目当て)
人は読むハズがないし、見たくもないわね。
(多分、自他共に気づく、感づく、、、)
逃れる手段は勇気しかないが、それは恐らく破滅とリンクしている。
しかし、その勇気こそが自分を腐らせないんじゃないか?
自分を新鮮に保ってくれるのじゃないか?
それがないヤツなど、デクノボーだ〜!!!
(キビシーぞ、オイ)
(結局何を言いたいの?  f(^_^;スンマセン)