自然は美しいが何をするかわからない

yuhi

新潟の中越地震が起きてしまった。(大分前にもあったけど)


被災地の皆さんは、避難生活、大変だろう。
さっき見たインターネットニュースで、寒さと家にいるのが怖くて
自動車に非難していた人が、多分疲労で亡くなったと出ていた。


自然は恐ろしい。
しかし、美しい。
生き物にとって、堅牢な家を持つ人間でさえも、自然は脅威の対象である。
あの美しさも、ときには容赦なく、突然牙をむく。
人は為す術がなく、思うがままに翻弄される。


何とか逃れようと準備するが、その突然の、予期できない巨大な暴力に
しかし、ひれ伏すしかない…のだろうか?
今朝のニュースで、今回の地震を大分前に予期した人がいたそうで、
しかしそれは活かされてはいない。
それで助かったという人は聞かない。


その人は沖縄の大学の先生で、また、このあとに起きそうな地震の場所を
数カ所話していた、あくまでも予想だが。
それは今後、活かされるのだろうか?


そこにすんでいる人や、自治体は何らかの対処をするだろうか?
特に山沿いや地盤の弱いところにすんでいる人達は、引っ越すだろうか?
だが、エスキモーでもあるまいし、簡単に移動はできないだろう。
立派な家を手放すなんて、できっこない。
(また、悲劇は繰り返されるのか?)


これは何も、自然に限ったことではない。
もし自分の家の近くに、一見良さそうで、何をするかわからないような
おかしなモノが出現したときのことを考えてみよう。
ナチスヒトラーの出現のときとか、ゴミ焼却炉ができたときとか。)


いつでも逃げ出すことは可能だろうか?
スタコラサッサと、避難ができるだろうか?
自分だったら…やっぱり人の動向を見て、そこに居るだろうなあ、多分…。
わからなくなるほど遠くまで、あっちの方へ行けないだろうなあ。
じゃあ、やっぱり破滅だべかなあ。


早う、逃げろ!!と言ってもさ。