人類は核戦争に着実に近づいている

アメリカの言語学者チョムスキーが恐ろしいことを言っている。
「人類は核戦争に着実に近づいている」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050806k0000m030127000c.html


彼の言う「トップダウン式の民主主義」が考えることは、
自分たちがしでかした過去行動の正当化、そしてそのための繰り返し(紛争介入)。
まるで強迫的行動のように行われ、永久にそれへの反省は行われない。
(もちろん、影響力を持つ者達においてだが)
「今年5月、米国は核軍縮も義務付ける核拡散防止条約(NPT)
 再検討会議の合意を阻んだ。」
これが意味することは、正当化以外にないだろう。


米ソ冷戦後、テロ(国家)との戦いを名目に正当化は行われ、
アメリカ追随国と共に「歴史を直視」せずに、安易に戦いに向かう。
(どれだけの犠牲者がでようと、正義のためなら構わない考え方)
先頭を切る米国民の、広島・長崎原爆投下への意識がそれを物語る。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050806/eve_____kok_____000.shtml

過半数が今なお、投下を肯定している。
(男女別では、男性の73%が支持、女性の支持は42%。
 世代別では、五十歳以上の支持は63%、五十歳未満では53%)
(中年男性はネオコンだね)


今、原爆投下60年を迎え、あの悲惨さが忘れられていっている事実と、
それを美化しようとする意識が多くあることに恐怖を覚えてしまう。
それも何と、地獄を見た被爆国にさえも増えつつある美化の意識は、
チョムスキーの言葉を、震撼を持って聞かずにはいられない。
(いつの時代も、皆が気づいたときはもう遅いんだよね)


おい! 長生きできないんじゃないか?     (;>ω<)/ひぃ〜
(未来の人類がだよ、もちろん自分たちもそうだけど…)
単なる杞憂に終わってほしいが!!!
(しかし、過半数、というのが怖い、、、)