ハマリそうだから、気をつけたい

橋梁メーカーの発注工事で、不正入札がまた繰り返された。
というか、不正が表面化した後もさらに談合を続ける悪質さ。
(いやあ、やっぱり不正談合はなくならないね、この国からは)


自分たちに有利な談合を延々と続ける、公正委員会から検査されても
気にしない、平気でやり続ける図々しさ。
懲りない面々、ひどくならなければどこまでもやり続ける。
これはきっと、このメーカーだけでなく他メーカーにも存在し、
これからも途絶えることのない、一種、無責任体質なのでしょう。


自分達にとって都合が良ければ、周りが困っても関係しない、
摘発されるまでは一切構わない、摘発されても誰かを首にし、
もしくは詰め腹させ、ほとぼり冷めたらまたはじめる。
儲けのためなら何をか謂わんや、皆同じ。


だってさ、どっかの警察だって金絡みの不正を隠す時代ですから。
やった者勝ち、やり得、何も考えない、得することが重要。
得しなければ負け、そういう拝金実力主義が無責任体質と
クロスしているような気もするのですね。


アーア、じゃあ自分もそうしようかなぁ、と思うのが社会的常識
になっていくのが、ちょっと怖い気もするのですが、
実は、昔からなんですけどね、とっくの昔から。


それがこの、不正談合という「みんなで渡れば怖くない」式の
単独では絶対にできない、でも、誰かがやっていれば
何でも平気でやれちゃう、気兼ねしない、
図太い神経・タフな楽天家たちの相互的依存体質なのである。
(ヨースルに、自らは何も考えずにスッとやれるのね)
(もしかしたらハマリそうだから、気をつけたい)